仁淀川町(旧池川町)用居のお茶畑

2005年6月5日〜2006年5月11日まで
2006年5月20日〜2007年6月21日まで
2007年7月4日〜2008年6月19日まで
2008年6月19日から現在まで


2006年
5月20日
茶業試験場の西森技師さんと整枝をしました。枝がかなり細く、弱っているため、思い切って中刈りにしました。来年どのくらい収量があるかわかりませんが、質のよい枝が増えてくれることを祈ります。

休日返上でお手伝いくださった西森さんに感謝!!それにしても早く頼りになる茶畑相方を見つけたいものです。

すっかり葉がなくなりました。
2006年
5月27日
朝起きたら雨が降っていなかったので、急遽茶畑で草引きをすることにしました。どちらにしても朝までの雨で濡れているので長靴・雨合羽着用。

中刈りしたおかげで畝間は刈り落とした枝葉で草もほとんど生えておらず、スッキリしたチャの木の下に生えている雑草を引き抜きました。午前中しかできませんでしたが、半分ぐらいまで終わりました。途中小雨もありましたが、涼しい中での作業ではかどりました。でも腰が痛い・・・(笑)

あと半分残った分の草引きが終わったら肥料を入れようと思います。梅雨時期の雨は肥料の効きをよくしてくれますので、梅雨前には肥料をまきたいです。


草引き前


草引き後
2006年
6月29日
6月中に何度か草引きに来ました。草が茶より大きくなってしまうとせっかく出てきた新芽が育たなくなってしまうためです。

今日はだいぶ芽が出そろってきたので肥料を入れました。入れたのは硫安です。これを入れると雑草もわーっと生えてくるので、梅雨明けにはもう一度草刈りに来ないと行けないでしょう・・・

芽が順調に伸びていけば、7月中にもう一度整枝をした方がよいそうです。そうすると、芽の数が増えるからです。


新芽の様子


全体。だいぶ芽が出てきました。

2006年
7月29日
長引いた梅雨がようやく明けて、草刈りに行ってきました。農家のMさんがEM菌肥料をたくさんもらったから、それも入れてみようという話になって、Mさんが来てくれるのをいいことに、整枝もお願いしました。整枝機は例のごとく茶業試験場で借りてきました。

Mさんより一足先に茶畑へ行ってみると…カヤがいっぱい。去年はなかったのに…手入れをしていくと年々生える草が変わっておもしろいです。手刈りでごそごそやっていると、Mさんがやって来て刈払機でざーっとやってくれました。

それから整枝機で伸びた枝の刈りそろえ。茶試の人に5月の刈り面から3cm上と言われましたが、まったくもってそんな器用なわけに行かず…秋の整枝はやっぱり茶試にお願いしようとしみじみ思いました。修行が足りません…

EM菌は魚粉、米糠、油粕の粉末に混ぜて増やしたものをまき、その上から薄めたEM菌の液を動噴でまきました。Mさん自身もどの程度効くのかわからないそうで、どうなるのか、今から楽しみにしています。

ところで、今年は梅雨が長かったので、もち病がかなり発生していました。ここは無農薬のなので殺菌剤はまきませんが、ちょっと心配です。病気の葉はほとんど刈り落としたし、これからは雨が少ないと思うので、病気も落ち着くとは思いますが…


本当に放棄茶園のようです…


最後はこんなに見違えるように
きれいになりました。



もち病にかかった茶の葉。
茶色く変色しています。

2006年
9月4日
久しぶりに畑へ行きました。今は秋肥の季節です。肥料をまくにしても、きっと草ぼうぼうだろうと思い、刈払機と鎌を準備して茶畑に向かいました。

前回Mさんが刈払機できれいに刈ってくれたせいか、思ったより草が少なかったです。

肥料は一茶15kg×3.5袋施肥しました。(今年はケチらず!・笑)

心配した病気も新芽には出ておらず、予想以上に元気にきれいに伸びていました。あとは10月の秋整枝をすませば今年の作業は終わりです。(でももう1回ぐらい草刈りした方がよいかも・・・)

*前回「もち病」と書いた病気、もち病もあったのですが、どうもほとんど炭疽病だったようです。気温が上がるともち病は出ないそうで・・・でも用居は涼しいので多少は出てたみたいです。



きれいになった茶畑


新芽も元気


まいた肥料(ちょっとやりすぎたところ…)

2006年
9月23日
時間があったので様子を見に行ってきました。少し草が伸びているところがあったので、鎌で刈ってきました。

様子はまぁまぁ芽も伸びてよい感じではありますが、一部葉に穴のいっぱい開いているところが・・・森の茶畑と同じ状況です。よくよく見てみると・・・ミノムシの小さいのがいっぱい!!原因は彼らでした。ということは森の茶畑もミノムシか・・・?見つけたのは一生懸命つぶしましたが、数限りなく・・・もう少し大きくなったら発見しやすくなるかな・・・

ほか、病気にやられてほとんど新芽がないところも。あまり面積的には広くないのですが、来年の芽の出がちょっと心配です。


今の茶畑の様子


これが問題のミノムシくん


病気で新芽の出ていない部分

2006年
10月18日
秋整枝をしました。例によって茶業試験場の西森さんに手伝って頂きました。

まず整枝機でならしたあと、化粧刈りという2度目の刈りならしをして終了です。2回目には最初に刈ったのと逆方向に刈る整枝機でやります。なぜかというと、やはり片方向からのならしだけだと、どうしても刈り残しが出てしまうためです。

この前一生懸命つぶしたミノムシくんたちは、やはり退治し切れていなかったらしく、今回もたくさんおりました・・・冬の暇な間に地道に退治に励みます(泣)。




きれいに刈りならされた茶

2007年
2月18日

春肥を入れました。今年は施肥計画を茶業試験場の研究員さんに作って頂いたので、それに基づき、2月の春肥は「春用一茶」を45kg入れました。

これから3月には「たまつゆ」、4月には「硫安」を施肥して5月の茶摘みに備えます。合間に除草やツル取り、ミノムシ退治など、忙しい季節がやってきました!


写真ありません。
状況は秋とほぼ同様です。
2007年
3月8日
今日は春整枝をしました。(春整枝については仁淀の茶畑を参考にしてください。)

見事に草が生えそろってきて、まるで芝生を敷いたよう・・・(泣)まぁ、ここの草はもうあきらめたので、チャの木より上に出てくるようになったら草刈りに来ようと思います。

それにしても、せっかく肥料をまいても、これじゃぁ草にやるようなもんだ・・・
2007年
3月17日
今日は春肥の2回目で、「たまつゆ」という肥料を入れました。

春整枝のときに茶業試験場から小さな耕耘機を持ってきてもらって、少し耕したので、肥料の混ぜ返しをすることができました。しかし、やっぱり雑草が強いので、手にマメができ、背筋が筋肉痛になりました・・・どうしても無理なところもあって、そこは放ってきました(笑)。

仁淀の茶畑より寒いはずなのに、芽が動き出してきました。茶摘みが早まりそうで、ちょっと心配です。


相変わらず草ぼうぼう・・・


芽が動き出しています。

2007年
4月8日
7日、雨が上がった午後から、芽出肥(硫安)をまきに行きました。草がかなりひどくなっているだろうことも予想できたので、刈払機も用意していきました。

先に肥料をまいてから、刈払機で草刈りをしました。草自体が背が低いのと、あまりチャの木を傷めないように気をつけたので、思ったより時間がかかりました。

それからチャの木の間から生えている草を手と鎌で引いていきましたが、時間がなくなったので途中でやめ、翌日続きをしました。おかげできれいさっぱり。どうせまた茶摘みの前には刈払機&手作業をしないとすごいことになっていると思いますが、昨日今日がんばった分、少し楽になるといいなぁと、去年を思い浮かべながら茶畑をあとにしました。


少し伸びてきている新芽。
しかしミノムシがかじってる・・・

2007年
4月25日
様子を見に行ってきました。相変わらず草がすごかったですが、8日に刈ったので思ったよりましでした。とりあえず新芽を被圧しそうな草だけ刈ってきました。

芽の育ちはまだまだ。やはり茶摘みは連休明けかなぁ・・・

茶摘み前に草刈りとツル取りとミノムシ取りという重要な作業が待っていますが(泣)、連休中の雨の日をねらってすませたいと思います。



こんな感じです。


去年の茶摘みのときの写真と
見比べてもらえれば
わかりやすいですが、
まだまだです・・・

2007年
5月9日
5月5日に5時間の除草作業と、8日の仕事帰りに1時間のミノムシ駆除を経て、お茶摘みをしました。茶業試験場から邑田研究員さんと西森技師さんに来て頂き、Mさんも駆けつけてくれました。

収量が心配だったので、少し伸ばし気味で摘みましたが、結果的に90キロあり、機械を3回回すことができました。もう少し早めに採ってもよかったのか・・・見極めの難しいところです。

ちなみに1列しか摘ませてもらえませんでした・・・あとはずっと袋持ち・・・修業が足りませぬ〜しかも摘んだあとに茶試のお二人で整枝までして頂きました。感謝感謝!

この畑では二番茶で紅茶を作る予定。それまでにあともう1回整枝作業をします。ミノムシ駆除も羽化する前にもう1回しておきたいなぁ・・・


袋持ちに忙しく、写真はこれだけ・・・


きれいに伸びました。


伸びすぎか・・・

2007年
5月28日
今日は二番茶に向けて整枝をしました。茶摘みの後に一度整枝してもらっていますが、遅れ芽が出てくるので、茶摘みから15日〜20日後くらいに一度整枝しておかないと、二番茶のときに1番茶の芽が硬くなったものが混入してしまいます。

枝がつまってないせいで葉が倒れてしまい、整枝しても刈り残しがチラホラ。整枝機は刃が左のものと右のものと両方必要だったみたいです・・・来年の教訓に。今年の二番茶では、より分け作業をがんばります・・・

一応、前日に草刈りしておいたのもあって、見た目まぁまぁ(笑)。来年はそんなに伸ばさずに収量が確保できるといいんですが。

他、11日に施肥に来ました。今年はこまめに除草作業をして、少しでも雑草を減らしたいと思います。


遅れ芽がこんなに伸び伸び・・・
2007年
6月21日
17日に草刈りをし、朝一でカズラ取りをして、二番茶の茶摘みをしました。摘んだ葉は茶業試験場へ運び、一日寝かせて翌日22日に紅茶にしました。

収量は52キロで、できた紅茶は9キロでした。少々チャノミドリヒメヨコバイ(ウンカ)が発生していますが、ハダニの被害もそれほどではなく、順調に芽が出て摘むことができました。(収量が少ないのは、一番茶より少し早摘みしたためです。)

紅茶づくりの詳細については、秋葉まつりブログをご参照ください。


無事できあがった紅茶


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