おいしい紅茶のいれ方


「やぶきた(緑茶用品種)紅茶のおいしいいれ方を教えてください」
というリクエストがあったので、アップしてみました。
佐賀(九州)の国産紅茶専門店CREHAの店長、
岡本啓氏に教えていただきました。
やぶきた紅茶の入れ方として紹介していますが、
その他の紅茶でもポイントはほぼ一緒ですので、参考になさってください。


■お湯の用意■
お水は必ず汲みたてのお水を使用してください。一度沸騰させたものや、長く置いたものは避けてください。水の中に酸素が多いとおいしくなります。また、同じ理由で沸騰させすぎず、沸騰したらすぐ火を止めてください。

■お茶を入れる適温■
沸騰直後の熱湯で入れてください。

■お茶の葉の量■
ティースプーンで1杯がひとり分です。葉のサイズなどによりますが、2.5g〜3g程度です。品物や好みによりますが、一般的にはやぶきた紅茶は少し葉の量を多め(3g)にした方がよいとのことです。

■いれ方■
適量の茶葉に適温のお湯を注いだら、あとは2分半程度そのまま置いてください。紅茶の場合は、飲んでみて薄かったら茶葉を、濃かったらお湯を足しても大丈夫です。

■その他■
○紅茶はジャンピング(お湯をいれたときに茶葉がポットの中でクルクル舞う様子)するとおいしいと言われています。専門店などで、ジャンピングしやすいように形状を丸く作ってあるティーポットを売っていますので、それでいれるとよりおいしいでしょう。

○茶缶の3分の1まで茶葉が減ると、酸化しやすくなるそうです。3分の1まで減ったら、あとは早めに飲みきりましょう。


○やぶきたの紅茶は紅茶用品種の紅茶に比べ、香りや渋みが弱いです。紅茶業界ではマイナスポイントですが、渋みが少ないため、従来の紅茶が苦手な方にも飲みやすいと好評です。また、ほのかな甘味がありますので、無糖または微糖でお楽しみいただけます。ミルクティーなどには物足りないかもしれませんが、濃いめにいれてみるなど、いろいろと試してみてください。優しい味は和菓子にもぴったりです。


国産紅茶専門店・紅葉CREHAによる嬉野紅茶のいれ方はコチラ
和紅茶マイスターJAPAN

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