2005年10月のお茶畑

2005年
10月5日
今日は今年つくった碁石茶と9月26日につくった釜炒り茶の試飲会をしました。

お茶の審査はまず外観からです。拝見盆という黒いお皿にお茶を盛ります。外からの光が入る窓際で、眺めたり、匂いをかいでみたり、手にとって重さを確かめます。それから定められた条件に沿ってお湯を注ぎ、味、匂い、色を審査します。

今日は煎茶ではなかったので、いつもとちょっと違う審査方法となりました。碁石茶はやっぱり酸っぱくてどうも苦手・・・釜炒り茶は香りの変わっている宮崎24号がおいしいと思ったのは私だけでした・・・中国茶も好きでジャスミンティーなど香りを付けたお茶を飲み慣れているから抵抗を感じないようです。みんなが低い評価をしたと言うことは一般受けはしないと言うことなんでしょうね。



拝見盆に乗せたお茶(釜炒り茶)


抽出中のお茶(碁石茶)


審査茶碗に注がれたお茶。
茶碗には番号が書かれていて
順位付けをします。
(釜炒り茶)


試飲する試験場の皆さん

2005年
10月13日
今日は秋整枝をしました。秋整枝というのは、春に出る一番茶の芽の、出る位置と出始めの時期をそろえるためと、芽数を増やすために行います。来年の一番茶の出来を決める重要な作業のひとつです。

試験場では大きく伸びた芽を飛ばすので1回、きれいに刈りそろえるのを1回、そしてそのとき浮いたりした葉を刈るので1回の計3回整枝をしています。だから秋整枝はなかなか大変だそうです。

私は斜面のところもちょっとやらせてもらったのですが、整枝機は摘採機よりも重いので、エンジン部の方を持って斜面の下側になったらけっこうしんどかったです。





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