2006年3月のお茶畑

2006年
3月9日
今日は改植用の苗木を掘り取りました。茶業試験場では茶の苗木の販売もしています。3月は植樹の季節なので、この時期に苗木を前もって予約注文してくださっている茶農家さんに引き渡します。高知県では茶業試験場のみで苗木の生産を行っています。

今日掘り取りしたのは2年生苗です。1年生苗をメインに販売していますが、1年生苗は挿し木をする前に予約が必要です。その予約本数を元に挿し木をしますが、毎年余分に作っているので、必ずいくらかは余ります。その余った分は翌年まで持ち越して、2年生苗として先着順で販売します。


スコップで苗木を掘り取ります。


良い苗を選んで本数を数え、
出荷します。

2006年
3月15日
本当は今日は苗木の植え付けをする予定だったのですが、前日の雪が溶けきらず延期。代わりにまた仕上げの研修をしました。

今日はお茶の大きさをそろえるところを、前回は手でやったので今回は機械でやりました。機械と言っても試験場にあるのは何やら味のある古そうな機械(笑)。今回使ったのは平行ふるいです。平行ふるいは主に長さを選別するために使います。枠が2つあり、2種類いっぺんに処理することができます。ふるいのはめ方で長い茶の葉を切る切断機としても使えます。

他に回しふるいの機械もあり、こちらは太さを選別するもので、主に茎や粉、太い茶葉を抜くのに使います。


前回の仕上げ→


切断機(平行ふるい)


切断機に使うふるい


切断機のプレート
なかなか味があります。



選別機(回しふるい)
2006年
3月23日
今日は苗木の植え付けをしました。

品種園の植え付けだったので、いろいろな品種のチャを植えました。植えたあとはたっぷり水をやって終了。どの木も元気に育ってくれますように。



新しく植える圃場


1本ずつ丁寧に植えます



2006年
3月29日
今日は試験場の研修が最後の日で、古谷場長から立派な修了証書を頂きました。これから研修で学んだことを活かして、お茶栽培に関わっていきたいと思います。

でもゴールデンウィークはまた研修をさせてもらうつもりなので、研修生は本当の意味では修了してないかも・・・(笑)


古谷場長は3月いっぱいで定年退職です。娘のようにかわいがって頂き、そしていろいろご心配もおかけしました。本当にお世話になりました。これからもまた、よろしくお願いします。




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